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RedBullのブランディング

ブランディング

2019.06.21

ブランドアイデンティティ

レッドブルのブランドアイデンティティは「冒険者を称え、翼をさずける」

1978年にオーストリアで生まれ、2005年に日本に参入

レッドブルの創業者は「レッドブルは単なる飲料ではなくエキサイティングな体験であり、スリルや冒険である」と言っている。

TVCMなどでは、あえて配合成分などはうたわず、

「レッドブル、翼を授ける(Red Bull Gives You Wings)」

という、ターゲットを主役にしたブランドメッセージを発信している。

RedBullはエナジードリンクとして若者を中心に売れていて、疲れた時、だるい時にはRedBullを買う。

薬品会社が出している栄養ドリンクとは別の棲み分けができている。

 

RedBullのブランディング活動

RedBullのブランディング活動のやり方は一線を画する。

ほとんどの人がRedBullの宣伝Carを見たことがあると思います。

RedBullカラーに塗装されたミニクーパーに大きなRedBullの缶が乗っているアレです。

普通に公道を走り回り、時には何十台ものRedBullの宣伝Carが集まって走っている事もあります。

ただ目立っているだけではなく、

RedBullの宣伝Carに遭遇すると売ってるものと同じショート缶が1本貰えます

普通に得した気分を味わえ、さらにブランドイメージも上がりますよね。

そして、RedBullの宣伝Carで公道を走り回る事により、人々の視覚から認知され、記憶に刷り込まれていきます。

さらにすごいのが、

RedBullガール

宣伝Carに乗っているRedBullガールは二人一組。これがまた若くて可愛い子が多い。

レッドブルは、国内の大学に在籍している学生を対象にSBM(スチューデント・ブランド・マネージャー)という制度を導入していて、学生の自主性を尊重し、活動方針を任せています。

そんな若くて可愛い女の子にRedBullを無料で貰えたらテンションあがりますよね。

SNSではRedBullガールが可愛すぎると騒がれ、画像が投稿されたり、RedBullガールのブランディングまでしっかり出来上がっています。

そんな可愛いRedBullガールが気になり、その子のSNSがフォローされ、ファンが増え、その子自身も注目される。

この広がり方が今の時代のブランディングだと言えるでしょう。

 

RedBullのスポーツマーケティング

RedBullはスノーボードやサーフィン、BMXなどのエクストリームスポーツ積極的にスポンサー契約を結んでいます。

レッドブルのエクストリームスポーツのスポンサードは起点が異なっており、知名度が高いスポーツや選手ではなく、どちらかというとマニアしか知らない文字どおりのエクストリームなスポーツのスポンサードを起点としています。

レッドブルはそのスポーツ自体を一緒に広げようと努力する立場で、スポンサーされるスポーツ選手やスポーツ組織からすると、一般的なスポンサーとは違い、パートナーに近い存在といえるかもしれません。

エクストリームスポーツの選手たちは、レッドブルのスポンサードにより、競技自体の知名度を高めることもでき、大会規模を大きくすることができる可能性がも出てくるわけです。

RedBulのスポーツマーケティングもブランディング活動として強く協調される部分になります。

 

さらに…

RedBullのカクテルをご存知ですか?

一番有名なのは「レッドブル・ウォッカ」

若者が主催するパーティでは「レッドブル・ウォッカ」が定番らしいです。

その他にもレッドブル・マルガリータ、ウェット・プッシーなどRedBullで作るカクテルなんかも紹介されたりしています。

いかがでしたでしょうか?

「独自の役割」と「感情移入」を形創ることに成功したRedBullのブランディング力。

「冒険者を称え、翼をさずける」

ブランドアイデンティティの構築の参考になりますね。

 

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