消費者にとって、ブランドの価値とは?
消費者にとってブランド価値はどこで決まるのでしょうか?
実感するベネフィットが消費者が支払うコストより大きくなれば、ブランド価値が高い、小さければブランド価値が低いということです。
実感するベネフィットとは?
ただ単に商品が良いというだけではなく、
『デザインが良くて気分が上がる』
『あの有名人が使っているから』『多くの人が持っているから』
『アフターフォローが良くて信頼できる』
など、商品本体から派生した部分にもベネフィットを感じます。
むしろその感情メインかもしれません。
商品ではなくてサービスの場合であれば、
『清潔感があって心地よい』『リクエストにもきめ細かい対応をしてくれる』
など提供された活動から得るベネフィットもあります。
消費者が支払うコスト
ベネフィット以上に支払うコストが高いと感じたらブランド価値は低くなります。
支払うコストとはお金だけではなく、利用にかかる手間や時間のロスなど不快な感情を抱くと消費者のリソースは減っていきます。
また消費者は意識できる範囲のベネフィットとコストには敏感ですが、意識しない範囲のベネフィットとコストは購入後に体感していくものです。
ブランド価値は実感するベネフィットが消費者が支払うコストより大きくなれば、ブランド価値が高くなり、価値があると判断されるプラス方向に働きます。
ブランディングは感情が大きく作用するんですね。