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ユニクロのブランディング

ブランディング

2019.10.11

ユニクロの歴史を振り返る

ユニクロは1984年、田舎のカジュアル量販店(ナショナルブランド衣料品の小売)からスタート。

1992年には50店舗を展開。

1994年には10年目で100店舗を展開し誰もが知っている『ユニクロ』となった。

ただ、この頃はダサいイメージしかなかったユニクロ。

ユニクロのフリースなんて恥ずかしくて人前で着れない!!

って思っていた人も多かったはずです。

1990年後半から発売されたユニクロのフリース。

2000年秋には51色展開、フリースを2600万枚販売。まさにユニクロのフリースは社会現象となり、知名度・ブランド力が一気に向上したのです。

ユニクロといえばフリースというイメージができる。

ユニクロのブランディング成功の鍵

ユニクロは、その後海外にどんどん出店していく。

パリではユニクロが高評価を受け、スタイルの良いフランス人がユニクロの定番アイテムをさらっと着こなしていればもちろんかっこいいし、品質、価格も良い。

日本の市場以外での高評価はユニクロのブランディングを大きく変えたきっかけの一つとなった。

また、今でも衝撃的すぎて覚えているのは『ジルサンダー』や『アンダーカバー』などの有名デザイナーズブランドとのコラボです。

高額な契約金を支払ってまでも支持率のある有名ブランドと次々とコラボ展開をしていくユニクロ。

この頃から、ファッション性がどんどん上がっていく。

ハイブランドや有名ブランドとコラボしていく中で、ブラッシュアップされていく様子は定番アイテムに反映されていった。

 

最強の定番アイテム

ユニクロの定番アイテムの中で、フリースの次に社会現象になったアイテムといえば『ヒートテック』

ヒートテックは年々進化し、『極暖』や『エアリズム』などさらなるヒットアイテムもどんどん生み出されていく。

まだまだユニクロを堂々と着るのに抵抗がある人でも、ヒートテックやアンダーウェアは必ずといっていいほど持っているし、ここまで人々の生活の中に入り込むことができたのも、ユニクロが長年かけて積み上げてきた、高品質で低価格という一貫したプロダクトと事業ステージにあると言えるでしょう。

またCMのセンス、起用する芸能人もユニクロのイメージをぐっと引き上げてきた。

今では、ユニクロ着るのは恥ずかしいなんて人のほうが少なくなってきました。

先日友人の男性が「最近ユニクロかナイキしか買ってない」なんて言っていましたが、これが今の時代の象徴的な発言だなぁと感じました。

このようにブランディングには歴史があり、展開がありますが、根本となる軸の部分がブレないことが成長の鍵であり、強いブランディングとなっていくのでしょう。

 

 

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