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実際のブランディング活動
ブランディング活動の中心となる商品提供価値。
それに対し、ブランド価値を高めるためには、コンテンツ提供価値とリレーション提供価値の活動が大切になります。
実際のケースに当てはめて考えてみましょう。
例えば
高級美容液の場合
商品提供価値:美容液の効果・ネーミング・パッケージのデザイン・使用感・香りなど
コンテンツ提供価値:効果を引き出すための素材のこだわりや開発に関するエピソード
『人が話したくなる』話題になるものは価値となり得ます。
ブランドとして顧客が定着してくると、今度は直接からブランディングの原石が出てくることもあります。
あるユーザーが、考えてもみなかったような使い方を自分のブログやSNSで紹介し、それを多くの人が支持するような現象です。
情報発信をしているユーザーと直接コンタクトを取り、新たなコンテンツ提供が生まれたりすることもあります。
リレーション提供価値:会員向けサイトなどで参加者と定期的に連絡が取れるネットワークで情報交換ができるコミュニティを立ち上げ、そこでユニークな体験レポートが発見できたり、企業側がコントロールできないものに価値を見出すのが最近のブランディングです。
高級美容液がこんな使い方をするとこんな効果があったよ。
この美容液『神』なぜなら….
この美容液、あの有名な〇〇も使ってるらしいよ。
赤ちゃん肌になれる!!
などなど。。。。。
いかがでしょうか?
ブランディング活動の中心となる商品提供価値に、コンテンツ提供やリレーション提供をブランディング活動にプラスすることにより、多様な付加価値を創造し、ブランディングに広がりをみせていきます。
ユーザーの価値創造をブランディングに取り込んでいく活動は必要な要素となりますね。