企業にとっての、ブランドの価値とは?
企業にとってのブランド価値とは?
ブランド価値=商品提供価値×コンテンツ提供価値×リレーション提供価値
■商品提供価値
商品そのものがスタート時から持っている価値
消費者は商品に対して代金を支払い、商品自体からベネフィットの体感を得ます。
どんな商品でも、商品提供価値の高さが商品の魅力になります。
新商品の場合、商品化ができた時点での価値要素はブランドのコアとなり、ブランディングの起点にもなり、大変重要な部分になります。
■コンテンツ提供価値
商品の価値を高める情報
消費者、顧客に対して、知識的なものやイメージ、メッセージなどの感性的なものまで幅広いコンテンツ。
例えば…
飲食店でワインをオーダーする際、そのまま出されるのと、雰囲気の良い場所でワインの由来を丁寧に語られるのでは受け取る印象は全く異なります。その時の飲食店側の演出によって価値を感じるコンテンツがあるとブランド価値に大きく影響します。
最近ではSNSで拡散される顧客側のコンテンツが価値を創っていく、新しい口コミによるブランディングが特徴的です。
■リレーション提供価値
商品の価値を膨らます
人やコミュニティを通じて、記憶に残る新たな関わり方を感じる体験。
顧客、ファン化できるブランド価値にもなりえます。
ブランドと顧客との関わり合い、参加型のリレーション価値により、より多くの人々のコミュニケーションを高めていくブランディングにもなります。
インターネットの普及により、コミュニケーションの広がりによって、ブランディングを新たなものし、
企業側が創り上げたコンテンツも消費者が創り上げたコンテンツも同等の価値になりえます。
ブランディングには生み出した新しい価値をブランド力にプロデュースする力も必要になります。