皆さん、いかがお過ごしでしょうか？
今日のテーマはIoTについて書いていこうと思います。

IoTとはInternet of Thingsの略語。
直訳すると「モノのインターネット」。
モノがインターネット経由で通信することを意味します。

IoTという言葉が出来る前はインターネットはコンピュータ同士を接続するためのもので
主にパソコンやサーバー等のIT関連機器が接続されていました。
近年では新たにスマホやタブレット端末等のデバイスも普及し
TVやデジカメ、デジタルレコーダーやスマートスピーカー等の
デジタル情報家電もインターネットに接続する流れは増加しています。
よってデジタル化された映像、音楽、音声、写真、文字情報や様々なデータが
インターネットを介して伝達されるシーンがあらゆる業界に今後、世界的に広がっていくことでしょう。

中でも私が注目している点は自動車業界とのIoT。
代表的なものはトヨタが開発した「T-Connect」。
ナビゲーションシステムにインターネット機能を搭載させ、より快適なドライブを実現するという代物。
エージェントと呼ばれている音声案内サービスを使用すると「用件をどうぞ」という言葉に始まり、
目的地へのルートや近くにあるオススメの店などを聞けば、すぐさま探し出してくれます。
サーバーにデータを蓄積し分析していくので、使えば使うほどに学習し、より賢い提案をしてくれるようになります。
車搭載用のナビだけでなく、スマホ向けのサービスも行われているので、好みに合わせて利用できます。

トヨタ以外にもこぞって国内各メーカーは積極的に取り入れているが
しかしながら海外メーカーには遅れをとってしまっているというのが現状。

単なる自動車からスマートモビリティへと急速にかわっていく業界。
ジャパンスピリッツとテクニックで今後更なる進化と普及を期待したいところです。

今回はここまでです。また来週のコラムもお楽しみに。