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読みもの

上手に使おうファイル形式

IT用語集

2019.05.22

 

皆さん、普段スマホやデジカメなどで写真撮ってますか?

よほどアナログ人間でなければデジタル機器などで撮影してますよね。

そこでなに気なく使っている画像ファイルには、いろいろな形式があります。

その特性を理解しておけば、トラブルを解決できるし、ファイル容量を抑えて通信費を下げられる可能性もあるんです。

というわけで、今回は画像ファイルの主な形式である「JPEG」「GIF」「PNG」について、その特徴を書いていきたいと思います!

 

 

まずは読み方から

「JPEG」は「ジェイペグ」

「PNG」は「ピング」ないしは「ピン」

「GIF」は「ジフ」

GIFについてはアメリカで80年代後半以来最近までずっと読み方論争が起きていたそうだ。

「ギフ」か「ジフ」実際どちらも正しいようだが2012年になってから、GIFの生みの親であるスティーブ・ウィルハイトさんが、「ジフが正しい読み方です!」と発表をして論争に終止符を打ったそうだ。

「JPG」も「GIF」も「PNG」も、基本的に画像ファイルの仕組みは同じ。違いとなるのはその色数・ファイルサイズの圧縮の方式だ。より美しく見せたい、なるべくファイルを軽くしたい等、その目的によって選ぶべきファイル形式は変わってくる。

 

写真等を綺麗に見せるなら断然「JPEG」

JPEGとはJoint Photographic Experts Groupの略。

「jpg」「jpeg」の2種類あるが、どちらも同じもので「拡張子は3文字表記」という昔の習慣が残っているので現在では「jpg」が一般的になっている。

約1,677万色ものフルカラーを表現できるのが最大の特徴。多くのカラーを使って表現する写真には間違いなくぴったりのファイル形式。

デジカメやスマホで撮影した写真がJPEG形式での保存をデフォルト設定にしているのは美しい画像のままファイル容量を小さくすることができるからだ。

例えば500KBの元画像を100KBにするような極端な圧縮をすると画像は劣化してしまう。

この現象はJPEG形式圧縮で一部のデータを間引きして削除する処理なので、色の階調が滑らかでなくなってしまうのだ。シンプルな画像であればあるほど顕著に表れる事となる。

 

極力軽くしたいなら「GIF」

GIFとはGraphics Interchange Formatの略。

色数が最大で256色しか使えないので写真を保存する形式としてはあまりお勧めできないが

その代わりにファイル容量を軽くできるのが最大の特徴。

色数が少なくアイコンやボタン・ロゴといったものに最適に使用できる。

簡単なアニメーションも作れてしまうのもGIFならでは。

 

シンプルなロゴやイラストなら「PNG」

PNGとはPortable Network Graphicsの略。

GIFに代わるファイル形式として生まれたのがこの形式のPNGである。

PNGには256色に対応する8bitと、フルカラーの保存が可能な24bitの2種類がある。

圧縮率が同等で同じ内容のGIF形式ファイルより10〜30%小さいのが特徴。

折れ線グラフ、棒グラフのような図形、シンプルなイラストの保存に適していると言える。

 

いかがでしたか?

今まで、なんとなく選んでいたであろう画像の保存形式。

その他にもいろいろな形式のファイルやデータが存在するのでそれぞれの長所・短所を理解して

使用していくことで作業やデータのやり取りなどの負担を減らすことができますね。

今回のコラムはここまで!ではまた次回をお楽しみに!

 

 

 

 

 

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