
ホームページのアクセス数を増やす方法を考える前に
「ホームページを作ったのにアクセス数が増えない」という悩みは、中小企業の経営者・担当者から非常によく聞かれます。
問い合わせや売上につなげる導線改善も大切ですが、そもそもサイトに来る人の数が少なければ、どんなに導線を整えても成果は出ません。
この記事では、ホームページへの入口を増やす、つまり流入経路そのものを増やす方法に絞って整理します。

アクセス数の前に「誰に来てほしいか」を決める
アクセス数を増やす施策に取り組む前に、確認しておきたいことがあります。
それはアクセスは量より質が先だという視点です。
関係のない層が大量に訪れても、問い合わせや商談にはつながりにくく、対応の手間だけが増えることもあります。
まずは「自社の商品・サービスを必要としている人はどんな検索をするか」「どの地域の、どんな悩みを持つ人に来てほしいか」を簡単にで良いので言語化しておきましょう。
この整理があるだけで、後述する各施策の効果測定がしやすくなります。

検索からの流入を増やす:記事コンテンツと地域キーワード
検索経由の流入は、育てるのに時間はかかりますが、一度軌道に乗ると広告費をかけずに継続的な流入が見込めるという特徴があります。
中小企業がまず取り組みやすいのは、次の2つです。
お客様の疑問に答える記事コンテンツ
「商品名+選び方」「業種名+費用相場」など、見込み客が検索しそうな疑問をテーマに、記事コンテンツを増やしていく方法です。専門的すぎる内容よりも、初めてその商品・サービスを検討する人の目線に立った内容の方が読まれやすい傾向があります。
地域名を含むキーワードでの対策
店舗や対応エリアがある事業であれば、「地域名+業種名」といった地域キーワードを意識したページ作りも有効です。全国区の大手と競合しにくく、比較的取り組みやすい領域です。

Googleビジネスプロフィールを整える
店舗や地域密着で事業を行っている場合、Googleビジネスプロフィールの整備は優先度の高い施策です。地図検索や「業種名+地域名」の検索結果に表示されやすくなり、比較的短期間で流入増加につながることがあります。営業時間・住所・写真・サービス内容を最新の状態に保ち、可能であれば口コミへの返信も丁寧に行うことが基本になります。

SNSからの流入をつくる
SNSは即効性がある一方、継続的な運用が前提になる施策です。すべてのSNSに手を広げるのではなく、自社の顧客層が実際に利用しているSNSを1つ選んで継続する方が現実的です。ホームページの更新情報や、記事コンテンツの一部をSNSで紹介し、続きはサイトで読んでもらう、という流れを作ると、検索流入とも相乗効果が生まれやすくなります。
メルマガ・既存顧客経由の流入
見落とされがちですが、既存顧客や過去の問い合わせ客への情報発信も立派な流入経路です。メルマガやLINE公式アカウントなどで新着情報を届け、ホームページへのリンクを添えるだけでも、一定の再訪問が見込めます。新規開拓に比べて労力に対する反応率が高くなりやすい点もメリットです。
被リンクによる流入
取引先や業界団体、地域の商工会などのサイトからリンクを貼ってもらうことも、検索での評価や直接の流入につながります。無理に依頼するのではなく、取材協力や協業などの自然な関係の中でリンクをお願いできる機会を探ると良いでしょう。
即効性と持続性を踏まえた取り組む順序
すべてを同時に始めるのは現実的ではありません。目安として、まずGoogleビジネスプロフィールの整備、次に検索向けの記事コンテンツ、並行してSNSと既存顧客への発信、余力があれば被リンク獲得という順序で取り組むと、無理なく続けやすくなります。前者ほど比較的早く効果が見えやすく、後者ほど時間はかかりますが積み上がる資産になります。
まとめ
ホームページのアクセス数を増やす方法は一つではなく、検索・Googleビジネスプロフィール・SNS・メルマガ・被リンクといった複数の経路を、自社の状況に合わせて組み合わせていくことが基本です。大切なのはアクセス数そのものより、誰に来てほしいかを明確にしたうえで入口を増やすことです。できることから一つずつ着手し、継続していく姿勢が結果的に安定した集客につながります。
ホームページのアクセス数を増やすには、検索・SNS・既存顧客など複数の経路をバランスよく育てることが重要です。しかし「どの施策から始めるべきか」「自社の状況にあった優先順位は何か」といった判断に迷われるようでしたら、大和までお気軽にご相談ください。現状分析から実装までを、一緒に整理させていただきます。



