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QRコード決済ってなあに?

コラム

2019.07.31

 

皆さん、今回のコラムは「QRコード決済」について書いていこうと思います。

今、世界的に広がる「脱・現金払い」の流れ。

日本ではキャッシュレス化が進行しつつもあまり浸透していない状況にあります。そこで政府は今年4月にキャッシュレス決済率を2025年までに40%にまで引き上げるという「キャッシュレス・ビジョン」を打ち出しました。

そういった中、日本でも導入が始まり注目を浴びている決済方法がQRコードを活用して支払いを行う「QRコード決済」サービス。

クレジットカード決済や電子マネー、おサイフケータイの専用端末に比べ低価格で導入できる点や、決済サービス会社が対応している国であれば海外でも利用可能。

そこで世界的なキャッシュレス決済率を見てみると以下の通り。

1位 韓国89.1%

2位 中国60%

3位 イギリス 54.9%

4位 アメリカ 45%

となっている。それに対し、日本はいまだ18.4%。

かなり低い普及率といえます。

この背景をもとにキャッシュレス・ビジョンを打ち出したのでしょう。

2016年に中国の都市部の消費者を対象に実施された調査によるともっとも利用されている決済方法がこのQRコード決済。

日本では「PayPay」や「Line Pay」「楽天Pay」や「Amazon Pay」など各企業がQRコード決済サービスを提供しているのが現状です。

次にメリットについてお伝えします。

 

利用者もお店にも多くのメリット

QRコード決済のメリットはスピードばかりではありません。ほかにも以下のような便利かつお得なことがあるので、ぜひ知ってもらいたいと思います。

 

●スマホの機種に依存しない
QRコード決済はアプリをインストールするだけでよいので、ほとんどのスマホで利用することができる。

●ポイントなどの特典が期待できる
決済会社ごとにポイントなどの特典が貯まるサービスや割引キャンペーンなどを行っているのでお得感がある。また、お店側にしてみれば、このポイントやキャンペーンは決済会社の負担になるので、経費をかけずに集客アップが期待できる。

●海外でも使える
おサイフケータイなどで使用されているFelica方式は、お店側に専用のリーダーが必要であるため、日本以外ではほとんど採用されていない。だが、このQRコード決済はバーコードを読み取るだけで良いことから、導入ハードルが低く決済サービス会社が対応を発表している国であれば利用できる。

ただし、クレジットカードの登録が条件となっている国もあるため、注意が必要。

●お店側にとって低コストである
お店側は、導入の際に高価な専用端末を用意する必要がなく、QRコードを表示するiPadのようなタブレットがあればOK。QRコードを読み取る機器だけあればいいので、小規模の移動販売などにも適しています。

 

逆にデメリットはバッテリー切れだと何も機能しない点。

 

実はこのQRコード、発明したのはなんと、日本企業のデンソーの開発部門(現デンソーウェーブ)の技術者たちが1994年に開発したものなのである。

いち早く開発したにも関わらず普及率は低いのが何とも悔やまれる。

2025年より前にキャッシュレス・ビジョンが構築されることを願っております!

 

今回のコラムはここまで。次回もお楽しみに!

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