CASE
制作実績
春日井JC+ナカモ
実施した施策
キャラクターデザイン、パッケージデザイン
概要・課題
春日井市の味噌文化を牽引するナカモ様と青年会議所がタッグを組み、桃の産地・春日井ならではの新商品開発がスタート。地域に根づいた味噌づくりの伝統に新しいエッセンスを加え、「幻の桃味噌」というストーリー性あるブランドを確立し、地元の新名物として広くアピールしていく構想でした。
ターゲット
- 春日井市民の手土産・ギフト需要
- 県外から訪れる観光客や特産品を探している方
デザインコンセプト
デザイナー 郷田靖雄
“幻の味をもう一度”
桃の甘みと味噌の深みという、意外性ある出会いをテーマに、“日常にそっと寄り添う、心なごむ贅沢”を感じさせるデザイン。
和の伝統と新しい発想を融合させた商品だからこそ、「懐かしさ+洗練」を軸に構成されています。
デザインのこだわりポイント
デザイナー 郷田靖雄
1. “桃”と“味噌”の調和を視覚化
春日井の名産であるサボテンと桃をモチーフとしたキャラクターを大胆にレイアウトしつつ、味噌の素朴さも感じさせる和紙風の背景や歴史を感じさせる明朝体のフォントを使用。
「かわいい」だけで終わらせず、和の質感や歴史を感じさせるデザインを丁寧に表現。
2. 贈り物としても成立する“ハレ感”
くすみカラーの組み合わせで、華やかさ・高級感・やさしさを絶妙に両立。
商品名の“桃みそ”を主役に置いた潔い構成により、記憶に残るインパクトを確保。
3. シズルではなく“物語”を伝える
- 今までのパッケージのような写真で“料理例”を見せるのではなく、コンセプトや背景に想いを感じさせるデザインにしました。
- プロダクトへの愛情やストーリー性が視覚的に伝わる設計。
担当者からのコメント
ディレクター 吉田将之
桃味噌という独創的な商品を、よりインパクトのあるブランドに育てるために、キャラクター設定やパッケージデザインまでトータルでプロデュースさせていただきました。『昔ながらの味噌づくり』と『春日井の桃』という2つの地元資源を融合し、地元の誇りとなるストーリーを描けたのではないかと感じています。今後もこの桃味噌が愛され続け、春日井ならではのアイコンとして輝き続けるよう、応援を続けたいです。
関わったメンバー
ディレクター 吉田将之
サブディレクター 山本英典
デザイナー 郷田靖雄
イラストレーター 若宮ツナ



