COLUMN / KNOWLEDGEコラム・ナレッジ
年末に向けてホームページ点検チェックリスト|著作権表記とリンク切れも確認

年末のホームページ点検は、来年の問い合わせを守るための小さな大掃除だと考えると取り組みやすくなります。オフィスの大掃除と同じように、ホームページも一年の終わりに一度手を入れておくことで、年明けから気持ちよく運用を始められます。本記事では、中小企業の経営者や総務・広報担当者がチェックリストに沿って今日から確認できる、年末のホームページ点検の項目と進め方をまとめます。
なぜ年末にホームページ点検が必要なのか
年末は更新作業が後回しになりやすく、古い情報がそのまま来年に持ち越されやすい時期です。今年の日付のままのお知らせ、前年の著作権表記、旧料金や旧体制の記載、期限切れのキャンペーンなどが放置されると、訪問者に「更新していない会社」という印象を与えかねません。
- 今年の日付が入ったお知らせが年明けも表示され続ける
- フッターの著作権表記の年号が前年のままになっている
- 終了したキャンペーンの告知が消されずに残っている
こうした小さなズレの積み重ねが、年明けの信頼感や問い合わせのしやすさに影響することがあるため、年末のうちに一度点検しておく価値があります。

年末点検チェックリスト(基本情報の最新化)
まず確認すべきは、会社情報が現状と一致しているかどうかです。情報が古いままだと、来訪者に誤解を与える可能性があります。
- 会社概要(所在地・電話番号・代表者名)が現状と一致しているか
- 料金ページが最新の体系になっているか
- 営業時間や年末年始の対応予定が更新されているか
- スタッフ紹介に退職者や異動者の情報が残っていないか
- 実績・施工事例・お客様の声が最新のものを反映しているか
これらは毎年同じ箇所を見直すだけで済む項目が多いため、チェックリスト化しておくと翌年以降も効率的に点検できます。

フッターの著作権表記とリンク切れの確認
フッターの著作権表記は、見落とされがちですが訪問者の目に触れやすい箇所です。年号が前年のままになっていないか、年末のうちに確認しておきましょう。
- フッターの著作権表記(例:Copyright © 年 会社名)の年号が古いままになっていないか
- サイト内の主要ページを一通りクリックし、リンク切れがないか確認する
- 外部サイトへのリンクが削除・移転されていないか確認する
- PDFや資料ダウンロードのリンクが正しく機能するか確認する
リンク切れは訪問者が途中で離脱する原因になりやすいため、主要な導線だけでも一通り実際にクリックして確認することをおすすめします。

フォーム・自動返信・スマホ表示のテスト
問い合わせフォームは、実際に送信テストをしてみないと不具合に気づけません。年に一度、年末のタイミングで動作確認をしておくと安心です。
- 問い合わせフォームから実際にテスト送信し、正常に届くか確認する
- 自動返信メールの文面や署名が現状と合っているか確認する
- スマートフォンでの表示が崩れていないか、主要ページを一通り確認する
- 電話番号のタップ発信など、スマホならではの機能が正しく動くか確認する
フォームの不具合は問い合わせ機会の損失に直結するため、点検項目の中でも優先度の高い部分です。

キャンペーン終了処理とお知らせの整理
公開中のキャンペーンやお知らせは、期限が過ぎたまま放置されやすい部分です。年末に一度、表示内容を見直しましょう。
- 終了したキャンペーンバナーやページが残っていないか確認する
- トップページのお知らせ欄に古い情報ばかりが並んでいないか確認する
- 年末年始休業のお知らせなど、必要な告知が反映されているか確認する
古い告知が残っていると、サイト全体の信頼感が下がって見えることがあるため、不要な情報は整理しておくことが望ましいです。
バックアップ・ログイン情報・ドメイン/SSLの確認
見た目の点検だけでなく、運用の土台となる部分も年末に確認しておくと安心です。トラブル時の復旧スピードにも関わります。
- 直近のバックアップが取得されているか確認する
- 管理画面のログイン情報が社内で共有・保管されているか確認する
- 更新担当者が誰か、連絡先を含めて整理されているか確認する
- 独自ドメインとSSL証明書の有効期限が近づいていないか確認する
これらは普段見えにくい部分ですが、有効期限切れによるサイト停止は実際に起こり得るトラブルのため、年末のタイミングで一度確認しておく価値があります。
1日で終わらせるための優先順位のつけ方
すべての項目を完璧にやろうとすると時間がかかりすぎるため、影響の大きい項目から優先的に対応するという考え方が現実的です。
- お金と信頼に関わる項目(料金ページ、著作権表記、終了したキャンペーン)
- 問い合わせに直結する項目(フォームの送信テスト、自動返信メール)
- 見た目や使い勝手に関わる項目(リンク切れ、スマホ表示)
- 運用の土台に関わる項目(バックアップ、ログイン情報、ドメイン・SSL)
時間が限られている場合は、1と2だけでも年末のうちに済ませておくと、年明けの印象が大きく変わります。
年1回ではなく毎月の小さな確認に分ける考え方
年末にまとめて点検するだけでなく、毎月少しずつ確認する習慣に分けておくと負担が減ります。年末だけに作業が集中すると、確認漏れや時間不足が起こりやすくなるためです。
- 毎月1回、お知らせ欄やキャンペーン表示だけを確認する
- 四半期に一度、料金やスタッフ情報などの基本情報を確認する
- 年末は著作権表記やドメイン・SSLなど、年に一度でよい項目をまとめて確認する
このように確認の頻度を項目ごとに分けることで、年末の作業量を抑えながら一年を通して情報の鮮度を保ちやすくなります。
点検の記録を残す方法
点検した内容は、簡単な記録を残しておくことで翌年以降の作業がスムーズになります。記録がないと、毎年同じ確認を一から行うことになりがちです。
- チェックリストに点検日と担当者名を記入しておく
- 修正した箇所と修正前の内容を簡単にメモしておく
- 次回の点検で特に注意すべき点を書き添えておく
表計算ソフトや社内の共有フォルダに点検記録を残しておくだけでも、担当者が変わった場合の引き継ぎがしやすくなるというメリットがあります。
よくある質問
Q. 点検はどのくらいの時間を見込めばよいですか。
A. サイトの規模や更新頻度によって異なりますが、優先度の高い項目だけに絞れば、半日から1日程度で一通り確認できる場合が多いです。
Q. 社内に詳しい担当者がいない場合はどうすればよいですか。
A. まずは本記事のチェックリストに沿って基本情報とフッターの表記だけでも確認し、技術的な部分(SSLやバックアップなど)は制作会社や保守の担当業者に相談する方法があります。
Q. 著作権表記の年号は必ず毎年更新する必要がありますか。
A. 必須というわけではありませんが、更新されていないと古いサイトという印象を与える場合があるため、年末のタイミングで確認しておくことが望ましいです。
まとめ
年末のホームページ点検は、特別な作業ではなく来年の問い合わせを守るための小さな大掃除という位置づけで取り組むと継続しやすくなります。会社概要や料金などの基本情報、フッターの著作権表記、リンク切れ、フォームの動作確認、キャンペーンの終了処理、バックアップやドメイン・SSLの有効期限といった項目を優先順位に沿って確認し、記録を残しておくことで、来年以降の点検もよりスムーズに進められるはずです。
ホームページの点検は重要だと分かっていても、どこから始めたら良いか、実際には何を確認すべきかで迷うことも多いのではないでしょうか。大和では、ホームページの運用と点検についてのご相談を承っています。チェックリストの活用方法や、サイト全体の健全性についてお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください。











